流石に中国人もビックリ

「ゆで卵からヒヨコが誕生!」─中国の“トンデモ論文”で大炎上 謝罪会見で火に油を注ぐ事態に
https://news.yahoo.co.jp/articles/925d82a1e7e8dd4d39ef841acb81df78b80fe777
【クーリエ・ジャポン】
(長い為要点抜粋)
>論文は、河南省鄭州市の専門学校・鄭州市春霖職業培訓学校(以下、春霖学校)の郭花平校長が2020年6月、自然科学・人文科学の政府系総合雑誌「写真地理」に発表したものだった。

>論文には、「郭花平校長指導のもと、特別な訓練を受けた生徒たちは、超心理意識能量伝播法(超心理意識エネルギー伝達法)を用いて実際に、ゆでたまごを再び生卵に変え、 “一度、ボイルされた生卵”からヒヨコを孵化させるという独特の実験を40回以上、成功させている」と記されていた。

>2021年4月26日に、くだんの論文がSNSに転載されると人民から大きな批判が巻き起こった。
・「IQが侮辱された」
・「ホグワーツ魔法魔術学校の中国鄭州分校が存在していたとは知らなかった!」
・「では、おいしいピータンに調理された卵からアヒルが羽ばたくこともあるのか」

>ネットユーザーをさらに懸念させたのは、春霖学校の「あまりにもファンタジーすぎる」カリキュラムと高額授業料だった。

>「右脳潜在能力発達訓練」クラスの受講生は「蒙眼識字(目隠しされながら文字が読める)」「蒙眼辨色帰類鉛筆(目隠しされながら色鉛筆の色を当てる)」といった特殊能力を身につけたという。しかも受講生は3泊4日合宿特訓コース1人1万2800元(約21万5500円)。180日通学コース6万元(約110万円)、別途入学金1万4000元(約23万6000円)を徴収されていた。

>4月27日、騒動が拡大していることから郭花平は涙を交え、まったく謝罪になっていない謝罪会見をおこなった。

>4月28日、鄭州市政府当局は、虚偽広告や虚偽内容を教育したことを問題視し、鄭州市春霖職業培訓学校を「中華人民共和国民弁教育促進法」違反容疑で営業停止処分にした。同時にカリキュラムの全面改訂と同日付で郭花平の校長職解任を命じた。