ttps://www.spf.org/spf-china-observer/document-detail032.html

>中国軍事科学学会の研究者によると、「遼寧は海上公試および訓練中に船体構造、動力系統、艦載装備、武器などさまざまな点で問題が発見された。
>「遼寧」は「ワリヤーグ」を修復した艦であるが、「ワリヤーグ」を含むクズネツォフ級は、元来、推進装置に問題を抱え、ソ連海軍で運用されていた頃から稼働率が低かった。
>「遼寧は「ワリヤーグ」の構造的欠陥を引き継いでいるとする分析もある。
>また、「山東」は「遼寧」を改良した艦であり、この問題が解消されているとは断定できない。
>2018年の大規模改修以降、「遼寧」はその行動範囲を拡大させたかに見えるが、未だ航海に出る頻度は高くなく、問題解決の程度は未知数である。

>しかし、英国シンクタンクIISS の「ミリタリーバランス」等によれば、中国海軍はJ-15を約20機しか保有しておらず、生産は停止されている。
>中国メディアは、中国海軍がJ-15を約50機あるいは60機保有しているとするが、IISSが正しければ、現有の2隻の空母の搭載所要さえ満たすことができない。
>生産が停止されている状況に鑑みれば、中国海軍はJ-15を艦載機として適切であるとは考えておらず、新たな艦載機を開発していると考えられる。
>中央軍事委員会が、最新のJ-20ステルス戦闘機を艦載機に改造して002型空母に搭載する意向だとする情報もあるが、改造は大規模なものになり、経済的にも技術的にも困難を伴うと予想される。