テレビの国内生産 撤退相次ぐ

大手電機メーカーのテレビ事業は縮小の一途をたどり、国内での生産から撤退するメーカーが相次いでいます。
このうち、日立製作所は「Wooo」のブランドでテレビを生産していましたが2012年に自社での生産を終了しました。
東芝も国内で「レグザ」のブランドで生産していた事業を3年前に中国の電機メーカー「ハイセンスグループ」に売却して事実上、撤退しました。
このほか、シャープも3年前、栃木県の工場での液晶テレビの生産を終了しました。

相次ぐ撤退の背景には、海外メーカーとの価格競争が激しくなり収益をあげるのが難しくなったことがあります。
一方、ソニーグループは愛知県稲沢市にある工場で三菱電機は京都府長岡京市にある工場で国内での生産を続けています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210510/k10013022841000.html