>>698
>取材時には小笠原固有種のゴキブリ天国だったらしいけど、今は完全に溶岩に埋もれてるので生命がほとんど居ないらしい

確かに陸上生物の類はそうなんですが、分厚い火山灰が島全域を数メートル単位で覆い尽くしてしまい、以前の岩場が
ほぼ埋もれてしまいました。

その為噴火活動がペースダウンした途端、以前から西之島で営巣していたカツオドリがまたすぐ戻ってきて、既に巣作りを
始めているのだとか。

しかも以前島の大半を占めていた溶岩台地と違い、火山灰で覆われた砂地は営巣もし易いし、多数の海鳥が残す糞や
海藻や死骸が土壌を形成し、いずれは海鳥が持ち運ぶ雑草の種や昆虫が徐々に草地を再生していきます。

廃船や大型の流木の漂着が続けば、それに高確率で付着している陸上昆虫や節足動物が島に定住し、更なる生態系の
再構築が促されるでしょうが。