>>468
例えば秀吉死後の体制では大名家同士の許可なしの通婚は禁止だったんだけど、
秀頼が成人するまで婚姻できないってのならどう考えても大名家の子女の婚姻適齢期は過ぎてしまうのよね
家康が独断で許可出したのは確かに越権なんだけど、大名家にしたらそりゃこの件に関しては
死んだ秀吉の遺訓よりも家康の決断の方を支持するわけで

政治が生きた社会を相手にする生業な以上は、予期せぬ出来事には生きてる人が対応しなきゃいけないんで、
時の執権者がそうやって政治的課題を解決していって実績を重ねていくと、
どうしても『死んだ主君』と『生きている執権者』のどちらに忠誠を誓うかっていう瞬間が訪れるものなんだよ