XF9エンジンは8月に推力試験をやったのだが
気温が高いと空気が膨張して圧縮しにくくなり推力が落ちる
XF9は気温15度で15トン出るような設計だったので
気温30度だと13トンぐらいに落ちてしまう
もちろん13トンの推力を気温補正して15トン「相当」の推力になりましたとは言えるが
実際に15トンを計測したかった

試験当日は台風が迫っており、気温が急激に低下し20度を切っていた
この条件で試験が行われ、実際に15トンの推力が確認できた
このニュースは市ヶ谷はもちろん永田町にも伝わったという
15トンというとF119エンジンと同等である

XF5の5トンから始まり、その3倍の15トンを達成したのだった