1980年代までなら現用エンジンならそれほど障害もなくライセンス買えるって
空気があったんだよ。現にF-1はアドーアを使えたし、F-15の時もF100を作れた。

だからFS-Xでエンジンを供給しないというのが一種の戦略的奇襲となり、共同開発を押し付けることに成功したわけでな。
ただ、仮に自前の8t級エンジンがあったところで共同生産という形に落ち着いた可能性は高いと思うけど。
80年代なかばに湾岸戦争に陸海空の実戦部隊を出すレベルの派手な対米軍事貢献でもしない限りな。

しかし日本側の開発への意思を折ることは結局叶わず、F-2で実績を残して紆余曲折を経ながらも
今に至ったわけですが。