米軍がなんで中国に届かない射程1000kmしかない長榴弾を九州に配備するのか疑問だったけどさ

これ沖縄をカバーするため、沖縄陥落後でも沖縄全域に長榴弾打ち込めるぞって体制をつくるためにあるんだな


もともと狭い沖縄であれば、敵の部隊はうまく配置しても1万規模、配備できるポイントも5-10箇所程度に集約される
仮に米軍基地を制圧駐留しても、その範囲をだいたい1-2大隊の榴弾砲兵がロックオンしてればカウンターできない

そして米軍の計画してる榴弾は6-7インチ規格なので、一撃の威力はMLRS並み
発射レートは1-3分で5-10発
榴弾24門で1セット100-200発の砲撃が可能
24時間で2-4セットの砲撃が可能

ここまで持続的な打撃力があれば、狭い沖縄の制圧を本質的に無効化できる
弾数も限りがないから、1000-2000発の消耗は負担にならない

狭い沖縄の地形(敵が少ない、拠点が狭い)を意識した合理的なアイディアだな

同時に射程1000km級の榴弾が沖縄、関東ー東北の3点に配備されてれば、日本本土は根底から防御できるから
本来日本政府はこの手の兵器を積極推進していったほうが合理的だった