新たな産業政策、大規模財政支出の必要性も 半導体など念頭=産構審 | Reuters
https://jp.reuters.com/article/idJPL3N2NL36Y

>産業構造審議会は4日、中長期的な産業政策の在り方を議論した。
デジタル・グリーン(環境技術)などの成長分野で米国や中国が政府主導の大規模支援策を
打ち出しているのを背景に、低金利・低インフレ環境を活用し、大規模で計画的な財政出動を
伴う産業政策の必要性などが指摘された。半導体など競争力維持に巨額投資が不可欠なジャンルの
支援が念頭にある。

>産業構造審議会では冒頭、経産省の多田明弘官房長が、米中などが政府の産業支援を拡大する
環境では「産業政策もこれまでと異なる新機軸が求められる」と指摘、民間企業が負えないリスクを
政府が負う必要性を強調した。

>多田官房長は「財政出動がこれまでともすると小規模・単発的で、効果が中途半端であったのも
否定できない」と総括した。

>コロナ禍での需要急減は、日本経済の低成長を恒久化しかねないとの懸念から、
財政政策で需要不足を解消する重要性も指摘された。多田官房長は、適切な財政出動を通じて
緩やかな物価上昇を実現するとの米国の一部経済学者の議論を引用し、「米国よりも低金利の
日本でも当てはまる」とした。


なんだか、随分と頼もしいな。