清谷氏と文谷氏 どちらも過激で極端な軍事ライターだが、文谷氏の記事はそこそこ読みごたえがある

小型艦艇名「しま」に統一すべき
https://japan-indepth.jp/?p=56879
・艦艇名を「しま」とすることで広報効果・プレゼンス効果・機会損失の回避を期待できる。
・艦名は単なる記号ではなく現実社会に影響を及ぼす力がある。
・その力を活用するなら「しま」で統一すべきである。

哨戒艦の名前は島の名前が相応しいと書いているが命名規則に従うのであれば鳥の名前か、草木の名前
個人的には、くす型護衛艦以来の草木の名前で揃えてほしいところですね。
現代の護衛艦と比較して要求される役割が近い丁型駆逐艦(松型駆逐艦)は近年になって肯定的な再評価をされています。

ただ文谷さんの主張するところの
>・艦名は単なる記号ではなく現実社会に影響を及ぼす力がある。
これはすごく賛同できる言葉だとおもう

このへんの考え方は海保の巡視船が配備地域の変更にともない船名を変える理由と一致している

>地名由来の艦名には特別な効果がある。
>名前をもらった地域との紐帯である。それにより海自は支持や支援、協力を期待できる。
>特に「しま」ではその効果は大きい。なによりも島を上げての結縁を得られる。

>ご当地への初入港はそのはじまりとなる。就役後に縁起となった島を訪問する。
>その際には大歓迎を受ける。以降も変わらない。その島あるいは付近の地域に入港するたびに一種の里帰りとして歓迎を受けるのだ。

>それにより得られる効果は大きい。市民の間には自衛隊への肯定的評価が醸成される。
>これは協力者が増えるだけではない。知らないゆえの否定的評価も払拭される。

個人的な意見として島の名前は巡視船とも被りやすい。またこの記事では内陸部の地域の人たちの存在を無視している。
> 鳥はファンにはならない
県の鳥や市の鳥ってのがあって、鳥の名前でも日本各地の人たちの郷土愛を刺激すると思いますね。
これは草木の名前も同じで各県、各都市のシンボルとなる木や花が存在する。