対中包囲網の構築焦点 G7内にばらつき―英サミット
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021060800846&;g=int
>11〜13日に英南西部コーンウォールで開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)では、
>中国への対応が議題の中心の一つとなる。
>覇権を求める中国への「包囲網」を築くため、
>一枚岩となってメッセージを発し、具体策に踏み込む決意を示せるかが問われる。

>議長国の英国は3月、中国の脅威を念頭に、
>日本を含むインド太平洋地域への関与を強化する政策を発表。
>5月には最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を中心とする空母打撃群を極東に向けて派遣した。
>いずれも「対中包囲網」形成の動きの一環と受け取られ、
>英政府はサミットでも改めて、対中政策とインド太平洋重視で連携を呼び掛ける方針だ。
 
>5月にロンドンで開かれたG7外相会議は、共同声明で中国への「重大な懸念」を表明。
>「台湾海峡の平和と安定の重要性」にも言及した。
>東・南シナ海情勢や新疆ウイグル自治区の人権状況などをめぐって対立する中国に対し
>「共通のアプローチ」を模索する姿勢が示された。
 
>ただ、対中姿勢にはG7内にばらつきがある。
>外相会議では中国への懸念が強調されたものの、
>「中国に必要以上の心配を抱かせる内容はほとんどなく
>(中国と向き合う)具体的な行動を取るには至らなかった」(英スカイテレビ)。
>経済的利益を重視する一部の国が、中国からの「報復」を恐れ、
>より厳しい表現を用いることに抵抗したとも伝えられる。
 
>英王立国際問題研究所(チャタムハウス)のレナタ・ドゥワン副所長は
>「外相会議の中国への態度は必ずしも一致したものではなかった。
>経済協力の必要性を考慮した結果、メッセージが鮮明でなくなった」と指摘。
>経済と政治の微妙なバランスが必要とされる中、
>サミットで「対中共同戦線」を明確に打ち出せるかは不透明なままだ。

どこのどいつが経済的報復を恐れたのだろう?(;・∀・)