古屋圭司・日華懇会長に聞く台湾ワクチン支援の裏側
Wedge 6/16(水) 12:26配信
(前略)
野嶋:分量についてはどうして124万回分だったのでしょうか。
数字として、もっとわかりやすい、キリのいい量ではないのが気になりました。

古屋:最初は100万回分という話だったのですが、台湾側からは300万回分にしてほしいという要望がありました。
ただ、日本であのタイミングで確実に確保できるのは124万回分だったんです。それが限度でした。

野嶋:第一三共製薬がアストラゼネカから届いたワクチンの原液を瓶詰めすることになっていたはずですが、
その作業に時間がかかったのでしょうか。

古屋:急にはなかなかできないんですよ。 日本で開発した製品ではないですから。
(第一三共製薬は)委託を受けているけれど、完全な生産ラインではないので限界があるんです。(後略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/74686b4f6d1a12fec3506fac6811790f6a27e157?page=2

台湾も本当は最初の便で300万回分は欲しかったものの、その時点で提供可能なワクチンの在庫は
124万回分しか無かったので、とりあえず全量提供したと。

それにAZワクチンの生産委託を受けている第一三共製薬にしても、原液から生産する一貫製造では
無いからボトルネックがあり、需要が増えても急激な増産は難しいらしい。