清谷信一公式ブログ
2021年06月18日
日本製装甲車輌のだめな一因は外国製コンポーネントを嫌うから。
ものにもよりますが、日本製兵器が信頼性や価格がだめな理由は、
外国製コンポーネントを嫌って国産にこだわるという点があります。
特に装甲車輌ではその傾向があります。
コマツにしても三菱重工にしてもエンジンやトランスミッションなど自社製にこだわる傾向があります。
世界には装甲車のコンポーネントでは多くの専業メーカーが有ります。
エンジンならばカミンス、キャタピラー、シュタイアー、MTUなど、変速機だとアリソンやZF、
レンクなどがあります。その他パワートレイン関連でも世界のシャアを握っているメーカーがあります。

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こいつは何もわかってない
兵器の性能なんか正直ほどほどでよい。どうせ戦争なんか無いんだから
F-35BとかイージスとかBMDのように国内に技術が無い場合を除き
性能なんかどうでもいいので国産で揃える方が、国内産業維持や整備上好ましい。
こいつはいつも国内兵器は性能が低くて価格が高いとか言ってるが、哨戒機とかならともかく
戦車や装甲車両が想定されるような戦争なんか起きないわけで、期待されるのは抑止力。