>>363
それ重巡洋艦戦記の羽黒砲術長の手記?
これによると

伝火薬をつけた装薬があったのは火薬庫の中
被弾した砲塔から、開いていた送薬口を通じて火炎か火薬庫に吹き込んでおり、水兵が送薬口の防炎扉を閉めて火炎侵入を止めた
火薬庫内で火に炙られた装薬に一升瓶4本の水をかけた
そこまでやってから火薬庫に海水注水

日本の重巡は砲塔に装甲がないので、砲塔被弾は想定内
火薬庫は火炎が吹き込まないように防炎扉で守る
手記にある水兵の行動はまさに想定通りで、防炎扉を閉めれば火薬庫は守れる

これに対してバイタルパート内の被害とは、舷側や水平装甲を貫通して砲弾爆弾が火薬庫内で炸裂すること
そうなれば防炎扉など役に立たず、爆発衝撃、爆風、破片の嵐から装薬は守れず、轟沈は運の問題
火炎が相手の砲塔被弾とは原理的に違う