「新政権」の所信先取りも 支持率上がらない立民に勝算なし
産経 2021/6/22 01:00

立憲民主党の支持率低迷が続いている。 次期衆院選で共闘する共産、国民、社民3党を加えても、支持率は自民、公明の与党に遠く及ばない。
枝野幸男代表は秋までに行われる次期衆院選での政権奪取を訴え、野党4党などで定数の過半数(233)を上回る候補者擁立を既に準備。

しかし、新型コロナウイルス対策の不満が募っても、有権者の受け皿にはなっていない。
(中略)
「一度、やらせてみよう」。 
そんな有権者の気持ちで平成21年の衆院選で誕生した民主党政権は、デフレからの脱却も実現できず、23年の東日本大震災への対応も遅れた。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外移設をめぐり日米同盟は漂流もした。

立民が、政権を奪取するにはどうすればいいのか。 ある野党幹部は、世代交代に言及した。
東日本大震災が発生した23年、菅直人内閣で官房長官を務めていた枝野氏には旧民主の影がどうしてもつきまとう。
福山哲郎幹事長、泉健太政調会長ら主要幹部も旧民主出身だ。 旧民主の亡霊を引きずる幹部が前面に出ている限り、負のイメージは払拭できない。

枝野氏が立民を率いてまもなく4年、清新さを失った立民は自民の受け皿にも対立軸になりえない。
野党幹部は、立民で世代交代が進めば次期衆院選で「勝機はある」と話した。
https://www.sankei.com/article/20210622-XJXCUSZJD5N27HQY6UM7FKJNYU/

確かに旧民主党の残党である枝野やR4や陳や国民の敵が最高幹部としてのさばるリケン党のままでは、政権再交代など絵に描いたキムチに過ぎません。
問題はその下の世代が全く育っておらず、政権批判パフォーマンス「だけ」に特化した連中ばかりが抜擢され、実務能力や政策立案能力や国対は
全く問題にもされていないし、党内でそれを教え育てる体制も皆無と言う事なんですが。

これでは枝野以下現執行部の連中を放逐しても、党の弱体化と内ゲバ分裂を加速するだけですね。