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>2019年7月1日の「第2の真珠湾攻撃」
>2019年6月末まで、大阪でG7サミットが開催されていた。日本は議長国として、「G7は、開かれた公正な世界貿易及び世界経済の安定にコミットする」ことを、安倍前総理が強調した。
>そのサミットが終了した翌日の7月1日、日本政府(および経産省)が、韓国に対して、フッ化ポリイミド、EUV(極端紫外線)レジスト、フッ化水素(ガスではなく薬液)の半導体3材料の輸出規制を厳格化すると発表した。
>その結果、韓国政府、Samsung、SK Hynixは、大混乱に陥った。この日本政府の政策は、半導体業界では、「第2の真珠湾攻撃」と言われた。

>そして、欧米など諸外国(台湾を含む)の半導体メーカーから、次のようなことを、直接的または間接的に聞いた。

>「君たち日本政府は、まさか我々にも、こんなことをするんじゃないだろうな?」

>つまり、日本政府(経産省)による韓国に対する突然の輸出規制強化は、韓国にとどまらず、世界中に恐怖を与えることになったのである。
>そのような日本政府の省庁の一つの経産省が、TSMCに対して、しきりに国内誘致を持ち掛けてくる。この誘致を無下に断ったら、日本政府(経産省)が、何をするか分からないとTSMCは思っている可能性がある。
>そこで、TSMCは、後工程の研究拠点をつくるくらいでお茶を濁し、日本政府(経産省)を怒らせないようにしよう、と考えたのではないか? 
>もし、筆者の推測が正しければ、経産省による強引な国内誘致は、TSMCと日本との関係性を悪化させかねない。