極右初勝利か 仏地方選、27日決選投票―大統領選の前哨戦

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062600404&;g=int
>フランスで27日、来年の大統領選の前哨戦と位置付けられる
>「地域圏」議会選(比例代表、2回投票制)の決選投票が行われる。
>極右政党「国民連合(RN)」が地域圏で初めて第1党の座を獲得するかどうかが注目されている。
>一方、マクロン大統領の与党「共和国前進」は他党に大きく引き離され苦戦している。

>20日に行われた第1回投票では、右派野党の共和党が得票率約28%で首位に立ち、
>左派野党の社会党も善戦。事前の世論調査で躍進が予想されていたRNは約19%と伸び悩み、
>共和国前進は約11%と惨敗を喫した。
 
>第1回の投票率は約33%と過去最低を記録。調査会社IFOPが24日に発表した調査結果によれば、
>27日に投票すると答えたのは36%にとどまった。
>他の世論調査でも、共和党と社会党の既存二大政党の支持者は投票への意欲が強く、
>共和国前進やRN支持者は相対的に低い傾向がある。

>地域圏は、複数の県を束ね国に次ぐ権限を持つ広域地方自治体。
>選挙結果は国政に直接影響しないものの、人種差別的なイメージが強いRNに対する国民の嫌悪感が、
>ソフト路線への転向を進めるルペン党首の「脱悪魔化」戦略によって、
>どこまで解消されたかを測る指標として注目されている。
 
>第1回投票でRNはマルセイユ市を含む南部の地域圏で首位に立ったものの、2位の共和党との差はわずか。
>決選投票で反極右票が共和党に集まれば、逆転される可能性がある。
>ルペン氏は24日、ツイッターに投稿した動画で
>「皆さんには国が必要とする政権交代の一歩を築く力がある」と述べ、決選投票での支持を呼び掛けた。

接戦敗退かな