現実ではウクライナ軍のハルキウ方面攻勢が予想外に成功しすぎてロシア軍混乱どころかプーチン政権の進退にすら影響する展開になり、早速ロシアの没落を嗅ぎつけたアゼルバイジャンがロシア平和維持部隊ガン無視でアルメニア本土を攻撃しだす有様となってはいぶきGG作中の強大な非実在ロシア軍の描写がますます空しくなっていくな。
連載中にソ連崩壊という番狂わせに遭遇しながらもあくまでアメリカという相手がいるからなんとかなった沈黙の艦隊と違って、今度ばかりはロシアが主敵という設定そのものが根本的にぐらついてしまう現実の展開になってしまった以上はこの先もし連載に関して何かしらの決断があっても仕方ないことだと思う。