>>553
日本の漁業規制は駿河湾の桜海老漁などの例外を除くと旧態依然としたオリンピック方式での規制

ある日、一律の漁獲枠の中でよーいどんして、地域の漁協/漁船が一斉にとり始めて、漁獲枠が一杯になったら打ち止め、早い者勝ち・獲ったもの勝ち

例えば2018年にクロマグロでは函館でたった一回の定置網で北海道の一年分の漁獲枠を使いきってしまったという醜態を起こしている有り様

オリンピック方式の欠点として、育てる漁業という視点が欠如することが挙げられる
例えば同じ300kgのクロマグロでも、1kgの稚魚が300匹とれても捨て値にしかならないが、100kgのマグロ3匹なら数百万円になる

日本では漁師の反発でなかなかオリンピック方式からの転換が実現していないので甚だ残念
改正漁業法施行を切っ掛けにITQ方式やIQ方式が日本でも早期に実現して欲しい