日本保守政界に「反省」要求 植民地支配の痛み強調―韓国大統領選・与党候補
2021年07月02日18時35分
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021070200946&;g=int

【ソウル時事】韓国大統領選で革新系与党「共に民主党」の支持率トップ候補、
李在明・京畿道知事は2日、オンラインで記者会見し、日韓関係について
「日本の(保守)政界に反省の気持ちを持って未来志向的な判断、行動をお願いしたい」
と述べた。保守系最有力候補の尹錫悦前検事総長が日本との関係改善に
意欲を示したのとは対照的に、極めて厳しい立場を強調した。

 李氏は「侵略国家である日本が分断されるべきだったのに、
日本の侵略を受けたわれわれがなぜ(南北に)分断させられたのか」と指摘。
「(日本による植民地支配は)加害者の立場では過ぎたことかもしれないが、
被害者の立場では依然として残っている痛みだ」と訴え、
「許しは被害者がするもので、加害者がするものではない」と語った。

 ただ、日本に関しては「とても近い隣国だし共に進むべき関係だ」とも強調した。
「私を反日だと評価する人もいるが、日本を憎んでいないし、
日本国民に反感はない」と説明し、
問題は日本国内の「保守右翼政治集団」にあると主張した。