大勝しか知らず…焦る自民若手 
迫る衆院選、有権者の不満「聞かない日はない」…
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次期衆院選が迫る中、自民党の若手らが有権者の反応に焦りの色を濃くしている。
6月16日の国会閉会後、それぞれ地元で臨戦態勢に入ったが、コロナ禍の長期化に有権者の不満は強く、菅義偉政権批判の矢面に立たされているためだ。

ワクチン接種や東京五輪の観客収容を巡る混乱も有権者のいら立ちに拍車を掛けているとみられ、
与党大勝しか知らない当選3回以下の現職たちは支持者のつなぎ留めに腐心する。

通常国会の閉会から2週間が過ぎた1日、自民の各派閥が開いた木曜日定例の会合は空席が目立った。
岸田派(47人)では事務所に顔を見せたのは10人ほど。
参院中堅は「(持ち帰り用の)弁当の方が多いじゃないか」と苦笑した。

国会閉会後、政務三役や党幹部を除いて衆院議員の多くがそれぞれ地元に戻り、来客などがあるときのみ上京している。
東京都選出の議員は4日投開票の都議選期間中、地元候補の応援に付きっきり。
ある若手は「都議選での活動量が自分の選挙に直結する。手は抜けない」。
革靴やスーツを何組も用意し、文字通り駆け回る。

当選回数が少ない議員ほど、その危機感は強い。

政権奪還を訴えた2012年、消費増税の先送りを争点にした14年、野党側が分裂した17年。
安倍晋三前首相が「選挙の顔」だった直近3回の衆院選で自民は大勝を収めた。
だが「ポスト安倍」の菅首相は就任1年足らずで支持率低迷にあえぎ、党内には「『選挙の顔』の賞味期限も切れた」との声もある。

選挙区に繁華街を抱える九州の若手はこの1年、地元で自営業者らの不満を「聞かない日はなかった」と言う。
ワクチン未接種の高齢者からの突き上げも受けており「とにかく今は聞き役に徹するしかない。早く嵐が静まってほしい」と身を縮める。

https://news.yahoo.co.jp/articles/828c4a66ec68dd6e46b067849e3a43313ee2f384?source=rss