>>96
今の使われ方は良く知らんけど、マニアとオタクは趣味のこだわり方の違いで表現されたわけじゃないよ。
マニアってのは趣味に対する執着度が高く、知識や習熟度などの高い人たちを指す。
一方オタクは趣味のレベルの高さではなく、趣味人の人格を指している。

元は「お宅は」という他人を呼称するアニメ、マンガ等の趣味人を蔑称する言葉として出てきた。
一張羅はジーパンにトレーナー、手に下げるのはアニメショップのペーパーバッグ。
人付き合いが未熟で下手なためか、相手を名前で呼べず「お宅」と呼称する。
こういう当時「気持ち悪い人たち」を「オタク」と呼ぶようになったのが最初。
面白いのは「オタク」を蔑称として使い出したのも、オタク連中なんだよな。
井の中の蛙で、同じオタク同士が他のオタクをマウントするために使われた。

理解度や趣味性の高さとかの差で表現してたわけじゃない。
尚マニアという言葉もバブルのころ敬称表現として「エンスー」という呼称があったが、これは残らなかったな。