CFRPは基本的に荷重方向と繊維方向が一致している場合は金属と比較して疲労強度が
極めて高い。
実際に疲労や経年劣化が原因とされる重大事故が今まで発生していないという事もあって、
実運用上におけるCFRP構造体の寿命は殆ど分かってないからな。
小さな試験片による加速試験では寿命当然あるのだが、条件が違い過ぎてそのまま適用できない。

一体成型部位が多く、ボルトやリベット結合部が比較的少ないF-2だと想定よりもはるかに寿命が
長い可能性すらあるという。