>>948
DDHにF-35B搭載したら護衛隊群のSH運用能力が低下する、ってのもよくある勘違いだねえ

そもそも海自は8艦8機体制当時からSH配備数を大して増やしてない(全体ではむしろ減ってる)
なので航空集団が一度の作戦に供出可能なSHの数は昔より大して増えず、今も精々8〜10機程度にしかなりえない
一方でDDの大型化やDDGのヘリ運用能力強化により、DDH以外の艦で格納・運用可能なSHは1個護衛隊群あたり合計6〜10機にまで増えている
つまり海自は現在までSHに関して「中身を増やさず器だけメチャクチャ大きくしてきた」ということ

そんな状況でDDHにF-35Bを積み、代わりにDDHに積むSHを即応・整備などわずか数機にまで抑えたとしても、護衛隊群としてのSH運用能力は大して低下しないよ

そして何より、多数のSH・DDHを擁する護衛隊群を今後もシーレーン防衛に投入していくためには、かつてのイージス艦導入同様に防空能力の大幅な強化が必要不可欠になってる
この状況でDDHにF-35Bを積めば、先述のSH運用数の問題もあわせて護衛隊群のASW作戦能力は削がれるどころかむしろ維持・強化されるんだわ