トヨタ「カムリ」開発責任者が広州汽車幹部に転身。
「世界を驚かす自動車開発」
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自動車大手の広州汽車集団(広州市、広汽集団)は5日、
トヨタ自動車でカムリのチーフエンジニアなどを務めた勝又正人氏が、
広汽集団汽車工程研究院(広汽研究院)首席技官総師に就任し、製品マネジメント全般を統括すると発表した。

世界100か国以上で販売されているカムリの2017年のフルモデルチェンジを手掛けた勝又氏が
広州汽車集団への転身したことを、中国メディアは一斉に報じている。

勝又氏は1987年にトヨタに入社し、トヨタモーターヨーロッパ(TMME)駐在、MS製品企画ZVチーフエンジニアなどを歴任した。
広汽研究院では自主ブランド製品の企画から開発、品質管理までマネジメント全般を統括する。

勝又氏は「動きが激しい自動車市場にあって、広汽研究院のスピード感や柔軟性に心を動かされた。
将来性にあふれ、未来の技術を積極的に探索する同研究院で、エンジニアと共に世界を驚かす自動車を開発したい」と抱負を語った。