原子力規制委員会前委員長
https://www3.nhk.or.jp/news/special/nuclear-power-plant_fukushima/feature/article/article_07.html
(記者)事故を踏まえて今後、私たちが考えるべきことは何でしょうか。

A:将来のエネルギーとして原子力を利用していくのかどうか考えることです。
政府は2050年に温室効果ガスをゼロにする方針を示しましたが、
果たして原子力の利用なしに達成することが現実的にできるのでしょうか。
ところが、原発をどうするかという問題提起を国も電力会社も積極的にしていません。
いまは再稼働することで精一杯の状況だからです。
仮に、将来的に原発を使い続けるならば、原発を新規に作る必要があります。
しかし建設には1兆円という巨額の費用が見込まれるため、難しいという議論で止まっています。
一方で、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの容量について、
日本は世界でもトップクラスとも言われますが、まだ十分な利用ができるほどの
段階までは至っていないのが実情です。
原発事故から10年となる今こそ、国や電力会社は、国民が納得のゆく議論ができるような、
定量的かつ科学的な議論をする機会を作っていくべきです。

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元原子力学会会長、元日本原子力研究所副理事なので
原発は事故ることがあっても、温暖化を防ぐ目的では太陽光なんかは目じゃない
原発の事故の不利益よりも、温暖化を防いで人類が発展する上で原子力は最高!と思っているだろう