>>524
西欧中世の攻城戦だと大砲は城壁の同じ場所に当て続けて穴をあけるか崩すかして突入口を開けるためのもの
()山なりの機動を描いて城壁を越えて内部に砲弾を打ち込む臼砲もあったけど)
だからまず射点から目標までの距離や角度を正確に見積もる技量が必要で、その頃の「砲兵」は砲術という技能を持ち君主に雇われる職人みたいなものだった
照準の再調整や砲の点検などにも時間がかかり、射撃間隔も数時間空くのが普通だったので現代の視点からすると砲撃戦といってもしごくのんびりしたものだった