>>621
徴兵は納税とかと同じジャンルの"国民の義務"であり
義務を果たしているから政治参加が認められたり法的な立場が認められたりするというのが近代あたり以降の考え方

それで納税の義務を全国民が果たすのは産業革命以降でもないとなかなか難しかったが
徴兵の義務は健康な成人男性ならみんな参加できて
男性だけではあるが多くの国民が義務を果たし権利を得られる状態が完成した

現代から見ると後進的な体制ではあるが平等な権利の獲得へのプロセスの一段階だったわけだ
これに女性が参加できなかった理由は単なる体力的な違いの問題もあるし
元から法的な立場が弱かったのもあるし女性向けの教育が充実していなかったしのもある
まだ義務を果たさせて政治に参加させるのは早計だと思われたりしたわけだな