2021.07.26
ドイツ軍の近代化が本格化、議会が戦力強化に約2.6兆円支出することを承認
https://grandfleet.info/european-region/german-parliament-approves-about-20-billion-euros-to-strengthen/
(抜粋)
ドイツ陸軍が運用しているプーマ装甲歩兵戦闘車の電子機器を制御するソフトウェアは
頻繁にクラッシュする欠点を抱えているため長距離を移動したり敵と交戦するにはリスクが高く、
暗号化された音声やデーターを高速でやり取りするための通信装置も統合されていないため、
前線近くで交信を行えば高い確率で内容を傍受される問題を抱えている。

この問題を解消したのがアップグレードS1規格でアビオニクスの不具合や高速通信に対応した
暗号化装置の近代化に加えて、イスラエルのエルビット・システムズが開発した「IronVision」と同じような
シースルー装甲の概念を実現するラインメタル製の状況認識システムが採用されており、
高性能な車載IRセンサーで取得した情報を投影する画像に統合表示することで隠れた敵を早期に知覚できるようになるらしい。
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今までひたすら軍縮に走っていたジャガイモさん、本腰入れて装備を近代化するんですってよ。

しかしプーマ戦闘車、なんか相当ひどいなこれ。
こんなんをA400Mでアフガンに投入しようとか考えたんかい。

ただこのシースルー装甲、日本の歩兵戦闘車にもぜひ欲しいな。