「空母化」進める護衛艦いずも、米「F35B」発着訓練を年内実施へ…中国けん制の狙い
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210727-OYT1T50355/
>政府は、事実上の「空母化」に向けた改修を進める海上自衛隊の護衛艦「いずも」で、
>米軍の最新鋭ステルス戦闘機「F35B」による発着訓練を年内にも実施する方向で検討に入った。
>米軍との将来的な共同作戦を想定したもので、東シナ海や太平洋への進出を強める中国をけん制する狙いがある。

>いずもは海自最大級の護衛艦(全長248メートル、基準排水量1万9950トン)で、
>短距離滑走での離陸や垂直着陸ができる米国製F35Bの発着を可能にするため、改修を行っている。
>飛行甲板を耐熱塗装するほか、発着時に乱気流が生じないよう艦首の形状を変更する。
>改修は2回に分けて行われる計画で、1回目の耐熱塗装などは、おおむね終了したとみられる。

>政府の中期防衛力整備計画(中期防)では、2023年度までにF35Bを18機導入し、
>24年度から運用を開始することになっており、日本は現時点ではF35Bを保有していない。

>このため、既に米軍岩国基地(山口県岩国市)に配備されている米海兵隊のF35Bを使った発着訓練を実施し、
>改修した耐熱甲板などのテストを行う方針だ。
>米軍の運用技術を習得し、将来的には自衛隊のF35Bが米艦船で発着することも視野に入れる。
(以下略)