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ところが、小山は、2005〜2006年度に、理事会を開くことなく、大学の運営資金から計7億8千万円を自身の個人病院などに融資し、2008年1月に国からの補助金を全額不交付とする処分を受けることになった。

さらに、2007年11月には、大学の運営資金2億円を樟蔭東学園の人事権掌握のために流用した。さらには、2億5000万円を大学の備品などの購入名目で送金させながら、リースで調達するなどの工作も行っていた。これらの問題が発覚すると、理事長と全理事(学則上の理事を除く)が退任し、新理事長には弁護士が就いた。

日本大学はおろか東京医科大学の不祥事すら可愛く思えるほどの大事件でした。学校法人を認可して開学するまでに行われた日本の大学及び、学校法人不祥事で、最悪の悪質なケースであった。文科省、宮城県、仙台市、郡山市の信用すら損ねた重大事件であった。

皮肉にも河北新報社の写真特集、宮城の平成30年史の平成16年にも選ばれた。

https://kahoku.news/articles/20180105khg000000000000c.html?format=slide&;page=16