メダルラッシュとなった東京五輪という「宴のあと」でも菅政権の支持率の下落がとまらない。

NHKは8月10日夜、菅内閣の支持率が前回より4%下がって、29%という世論調査の数字を発表した。
菅内閣の支持率としては過去最低を更新し、不支持率も過去最高の52%となった。

NHK世論調査で内閣支持率が3割を切るのは、2012年に自民党が政権を奪還して以降、初めてだ

横浜市長選は8人が立候補した。
だが、実質的には小此木氏、林氏、山中氏の3人の争いとなる情勢だ

菅首相は7月下旬に地元の横浜市内で配布されたタウン誌で小此木氏支援を表明。
市長選レベルで首相が支持を明確にするのは異例のこと

神奈川県選出の小泉進次郎環境相、河野太郎ワクチン担当相も小此木氏の支持を表明し、国政選挙並みの総力体制で臨んでいる。
しかし、自民党幹部はこうため息をつく。

「現職閣僚から市長へ転身という異例の決断をした、小此木氏が優位という下馬評だったが、
8月に入って実施された情勢調査では、小此木30ポイント、林27ポイント、山中23ポイントと拮抗していた。
この数字を聞いて、菅首相はひっくり返りそうになったそうだ。

ダントツで勝てると思っていた小此木氏と林氏の差は3ポイントしかない

与党の選挙は最初に組織で差をつけて、詰められても、勝つ先行逃げ切りが王道です。
菅首相では選挙の顔にならないという声が相次いでいるので、横浜市長選挙で負ければ、一気に『菅おろし』の声が高まるだろう」

https://news.yahoo.co.jp/articles/4cc6f8c4bee3cb9c9f1377417425a4c73c157efa