【マーライオンの目】インド躍進の秘密は選手村に? (産経 8/13)

アジア各国の健闘が伝えられた東京五輪だが、目を引いたのがインド選手団の躍進だ。
1947年の独立以来、最多の7個(金1、銀2、銅4)のメダル獲得で国内は沸いた。
男子やり投げ金メダリストのニーラジ・チョプラ選手が首都ニューデリーの空港に帰国した際、興奮した市民にもみくちゃにされたほどだ。

2018年にインドのスポーツ事情を取材したことがある。 選手や関係者に「東京五輪で不安なこと」を尋ねたら、異口同音に「食事だ」と返ってきた。

過去の五輪では選手村でのインド料理の貧弱さが悩みの種だったという。 インド人は食に対して保守的で、旅先でも食べ慣れた味を求めるとされる。
宗教面の影響もあり、最大派のヒンズー教徒は牛肉を避け、小さくない規模のイスラム教徒は豚が禁忌だ。

ところが、東京五輪の選手村ではインド料理が充実し、選手を歓喜させたという。
レンズマメのカレーやビリヤニ(炊き込みご飯)などが用意され、インド紙は選手団関係者の
「料理の質が素晴らしく、主催者はとても良い準備をしてくれた」との言葉を伝えた。

食の充実が好成績を支えたのかもしれない。
何かとあら探しをしたがる人が多い東京五輪だが、こうした隠れた高評価は誇っていい「おもてなし」の成果といえるだろう。
https://www.sankei.com/article/20210813-6CM2LKZLLBLELNTX2BZG6SO6JU/?outputType=theme_tokyo2020

東京五輪選手村のインド料理のクオリティにはインド人もビックリというかマヂ感激♪

それにしてもインドは中国と並ぶ人口大国の割に五輪でのメダル少な過ぎ。
まーあんな酷暑の国ではクリケット以外のスポーツを外でやっていたら普通に死にそうだけど。