アフガン、反タリバン勢力が結集 市民デモも、兵力劣り支援求める
共同通信 8/20(金) 18:43配信

アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンの制圧を逃れた北東部で、反タリバン勢力が結集し始めた。
2001年に崩壊した旧タリバン政権に抵抗し暗殺された国民的英雄マスード司令官の息子に、「暫定大統領」を宣言した
サレー第1副大統領が20日までに合流。 
国内各地ではタリバンの支配に反対するデモが散発的に起きるなど、市民の抵抗も伝えられている。

ただ、反タリバン勢力の拠点はタリバンに取り囲まれ、補給路を断たれている上、兵力は推定2千〜3千人。
約7万5千人とされてきたタリバンとの差は大きく、欧米諸国に武器や弾薬の支援を求めている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/88c1c04272f91b05aade8f78f4b2c517294fa9b6

本来なら旧政府軍最後の砦となったバンジシール州に米軍を始めとする西側の軍を速やかに展開させて濃密な
火力/航空支援を行わなければ、マスード二世と言えども長くは持ちこたえられない兵力差です。

そもそも売電が「年内のアフガン完全撤退」をぶち上げた以上、ここで旧政府軍支援の為に米軍を再展開すれば、
完全撤退の公約は完全に反故になるのだから、売電が果たして本気で旧政府軍を支えるのか疑問です。

それこそ世論や議会が猛烈につき上げないと、本腰を入れた支援なんかしないかも。