日本だけでなくて、なかなか13ミリとか20ミリの航空機関銃に移行できないのは、切迫した必要を感じなかったらなんだよね
7.7ミリ級でいいや、という気になってしまう
戦間期は平和だからね

第一次世界大戦の間にさっさと13ミリに到達したアメリカはその優位をフルに活用できたが、それですら、1941年まで主力は7.62ミリ
ソ連が異様に高性能な機関銃を開発できたのは、本気だったからだろうね

日本も同じくらい本気度があって軍艦の主砲開発を犠牲に金を掛けていたら、エリコンを囲い込んでベルト給弾のFFLくらいは戦前に完成したかもしれん
あるいは、本国からそっぽ向かれたビッカースの12.7ミリを拾ってやって、八九式から13ミリ、数年後にはホ-5に近いものができたかも

問題は、航空本部の山本五十六くらいしか航空機銃の威力向上で無理を押し通してくれそうな将官がいなくて
つまり、一局一部の担当ではなく、海軍の総意として是非航空機銃を強くしなきゃと思ってもらう必要がある

むしろ、対地攻撃で戦車を銃撃して欲しかったり、本土防空を担う陸軍が、さっさと13ミリや20ミリを完成させてるべきだったよね
ソ連軍の爆撃機がもっとカッコよくて怖そうな見た目だったら歴史は変わったと思う。ユンカースのパクリ丸出しではな