>>505
>ボードゲームをやっていると良くわかります

ちょっと規模が違う。
互いに何千万何億を抱える「国家」あいは「国家間同盟」という大集団同士の「戦い」 なのだ。
さらには戦略文化(strategic culture)という歴史的に積み上げた規範で動く。
となると、ある勢力の戦略上の方策には無数の反作用が働きどこかで均衡します。

ところが、この均衡メカニズムを台無しにして、大敗北を喫する場合がある。
それは、人間の性、hyuman nature(恐怖、利益、メイヨ)が醸し出す政治的衝動による「ミス」だ。

その典型例(コリン・グレイ)が、ペロポネソス戦争におけるアテネの「シチリア侵攻」です。
(スパルタとの戦争中にとち狂った)
以降、戦史を振り替えると、この政治的衝動によるミスで「滅亡」するケースが実に多い、と。