タリバン政府承認の課題については、アルジャジーラの下記のがよくまとまっている。

Taliban still struggling for international recognition

https://www.aljazeera.com/news/2021/10/7/taliban-afghanistan-international-recognition

タリバン政府承認の準備自体は、オバマ元大統領の頃の路線で、
2011 年以降のドーハを舞台とした外交交渉のもの、これには
Uzbekistan, Iran, Russia, Turkmenistan, China and Pakistan.
などが含まれる。

それ以後に、2015年にパキスタンを舞台にしてタリバンとの外交交渉を
発展させようとしたときは、タリバン側の態度は冷めて敵対的なほどになっていたとか。

政権掌握後に、タリバン指導部はもっと注意深意い動を取るよう仁なり、
報道の自由、女性の権利。一般的な恩赦(旧政府軍関係者を含む?)を口にするようになった。

ところが、タリバン歩兵は民衆に対し敵対的で攻撃的と、在アフガニスタンの人権団体はいう。
この数週間では、タリバン戦闘員が、ジャーナリストの拘束と拷問、
主な都市での抗議者への不当な扱いや殺人をしていると非難されている。

これによって、複数の国家の態度も変わった。

モスクワやアンカラはテヘランと同様に、以前(過去数年)はタリバンを迎えていたが、
現在は「包括的政府」が形成されるまでは、タリバン政府を認めないだろうとのこと、
北京は、人道援助は提供しているが、やはり公式にはタリバン政府を認めていない。