>>813
GPSの測制度はD-GPS(ディファレンシャルGPS・正確な位置が分かっている基準局
から誤差を補正する情報を発信して修正する方式)で1m
RTK-GPS(リアルタイムキネマティックGPSD-GPSに加え、基準局で位相測定を行って
リアルタイムで誤差を測定して補正情報を発信する方式)で1〜10cm
といったところでしょうか。
RTK-GPSなら理論上は数mmの制度が出せますが、実際には誤差が出ますので、
1cm以下には収まらないようです。

D-GPSは世界共通規格で、わが国では海保が船舶向けに位置補正情報を発信していました。
これは2019年3月1日に補正情報の発信が終了したのですが、
すでにMTSAT(ひまわり6/7号)から、SBAS(衛星航法補強システム)信号を出していて必要なくなったからです。
MTSATも寿命を迎えたため、2020年4月1日から「みちびき3号」から同じ信号が発信されています。