>>73
レゲンダシステムの一環として旧ソ連は多数の海洋レーダー監視衛星群を打ち上げましたが、高度250kmという低軌道の為
運用寿命は実質2−3か月しか無い上に、全地球規模の監視衛星網を構築する為に常時二桁以上の監視衛星を軌道上に
展開させる必要がありました。

その為高価な原子炉衛星を20年に渡り数百樹は打ち上げねば維持できなかったのだから、ある意味旧ソ連の経済を傾かせる
一因となった代物です。

2020年代の現在では、冷戦期には高価な大型衛星や原子炉レーダー衛星で無いとこなせなかったミッションも、技術の進歩で
遥かに安価な超小型衛星群や小型レーダー衛星で可能になりつつあるのだから、この先どうなるのやら。