中国は衰退国へハンドルを切った
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>働かない若者を指す言葉「タンピン」(寝そべり主義)が生まれるなど幼少期からの競争疲れも指摘される中国では親にとっては高校と厳しい入試がある限り子供の学習量を減らすことは容易ではなく
>企業にとっては政府の方針転換によって劇的に環境が変わってしまう中国ならではの経営の難しさも垣間見えた。


ttps://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/06/100-80.php
中国共産党100周年、北朝鮮を「お手本」にした習近平の未来は危うい

独裁体制を敷く政党が寿命について楽観的なのは、奇妙にも思える。近代の独裁政党が100年も生きたことはないからだ。

習以前の中国は、シンガポールの政治モデルを目指したこともある。
1959年からシンガポールを支配する人民行動党(PAP)は、ほぼ完全な権力独占と卓越した統治、優れた経済業績と国民の支持の全てを手にしているように見えるからだ。

だが中国共産党にとって、シンガポールの複数政党制や比較的クリーンな選挙、法の秩序は受け入れ難かった。
PAPの成功に不可欠なこれらの制度を中国に導入すれば、いずれ共産党の政治的独占力は危機的なレベルまで弱体化すると指導部は考えた。

習の就任後、中国にとって「北朝鮮モデル」のほうが魅力を増した理由は、そこにあるのかもしれない。
全体主義的な政治的抑圧、最高指導者への崇拝、自主独立を目指す主体(チュチュ)思想という北朝鮮の特徴に、中国は習の就任後8年間で次第に近づいている。