>>901
普通にラバウルの収容能力不足
1942年4月の段階で25航空戦隊のラバウル評は
ラバウル東飛行場
滑走路1、500メートル×100メートル
陸攻の過荷重離陸は不安
降灰のため陸攻隊は現在使用しあらず降灰がなければ戦闘機使用可能
収容能力300から400名
ラバウル西飛行場
滑走路1、1500メートル×80メートル
干天には砂塵飛散し雨後は滞水甚だしく飛行の障害となっている解決策として芝生を植える必要あり
飛行機置場不足、燃料弾薬はすべて自動車輸送によるところ坂道と遠路のため輸送力甚だ少ない
ガビエン基地
8月中旬までに陸攻、戦闘機各一個航空隊進出を基準に整備中
その後米軍来襲と基地の急速整備により8月26日東港空を南東方面部隊に編入速やかなラバウル進出を下令
また24航空戦隊の戦闘機一個分隊のラバウル増派決定
8月30日21航空戦隊を南東方面部隊編入
8月31日6空戦闘機15機ラバウル進出24航空戦隊の一式陸攻一個分隊をラバウル派遣
9月1日3空戦闘機18機のラバウル派遣
9月7日高雄空陸攻18を編入
と兵力の集中が行われてるが消耗戦のため9月8日には使用可能は零戦30艦爆3陸偵1陸攻41大艇10になってる
その後9月20日には零戦71艦爆5陸偵1大艇6陸攻34にまでなるがラバウルは収容能力を超え過集中の状態になる
これをマレー沖海戦時の22航空戦隊展開基地でみると
サイゴン基地 陸攻80機使用可能
元山及び23航空戦隊山田隊の一部合計48機展開
ツダウム基地 サイゴン基地と同程度
美幌空および鹿屋空本隊合計63機
ソクトラン基地 戦闘機40機程度使用可能
山田隊33機展開
ナトラン基地 陸攻25機程度使用可能
と明らかに余裕が違う