「地面を掘ったら“異臭”のするドラム缶が…」「操作をミスって、隣のビルを破壊」
クソ現場祭りよりもあぶない“ヤバい現場”
10/11(月) 17:12配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/3beb4f39ef19dddebfc81c104277c872a90c6354

 ビルの建設現場で起きる事故もかなりヤバいという。鉄骨とび職人(ビルやマンションなどの大型
建築現場で建物の基礎となる鉄骨組みを専門に行う)の市川達夫さん(仮名、44歳)は、ビル建設
現場であわや大惨事という事故に遭遇したことがある。
「建設現場で鉄筋を組立てていく作業を配筋というんですが、クレーン車を使って資材を下に降ろして
いたとき、操作していた作業員がミスって鉄筋の配筋材を落下させてしまったんです。
 僕は地下にいたんですが、ドーンって音が響くとともに『落ちた、落ちた!』と騒ぐ声が聞こえてきた。
それで上に行くと、職人のひとりが血まみれで床の養生材の上に倒れている」
 幸い配筋材がかすっただけで大きな怪我ではなかったが、頭から血を流しているので救急車を
呼ぶことになったのだという。
「すると、その職人が自分の血をインク代わりにして、養生材に数字を書き始めたんです。ドラマや
ミステリー映画で犯人に殺された被害者が死に際に残すダイイングメッセージみたいに、自分の
家族が待つ自宅の電話番号を……。
 お前の家の番号は知っているから書かなくて大丈夫って言ったんですが、指をプルプル震わせ
ながら必死に書き続ける。怪我をしてかわいそうなんですが、『完全にドラマの見すぎだな』と思いました」