一応、小説での描写は確認しようよ、人口くんは。

>有畑一派はNSD玄関ホールで即決裁判に続いて即座に銃殺刑、って限りなく公開処刑に近くて

「その昔、初代首相有畑が失脚した後、NSD本部入り口のホールで有畑派と見られる人々が即決裁判を受け。その場で銃殺されていったからだ。」

なんで「ホールで銃殺」が「公開処刑」になるの? 人口くんの設定だとNSD本部っては誰でも中に自由に入り込んで即決裁判の傍聴と刑の執行を見物できて誰それが死んだのも西側に筒抜けってことになるけど。
つか、結局は役所の入り口でしかないけど、そこで銃殺隊が並んでて判決の主文が読み上げられるのを待ってるの? 「判決! アンタは~死刑!」「ねらえー、かまえー、撃て!」ドパパパン「次の被告人前へ!」 恐怖を通り越してただただシュールだよね。

>死因の隠蔽工作なんてする余地も意図もなさそうな気がするけど。

「その影響で、未だに西側の機関では、原因不明の重要人物死亡を”ホールへ行った”と表現する。」
「彼らの信じていた処刑者数の総計は、実際のそれより七割も少なかったのだ。

作者は神視点から西側が「処刑されるであろう有畑派は3000人から4000人がいた、死んでいるはずだ」という「間違った」分析をしていたことを明かしている。ここからわかることは、川宮派は西側の「ぼくのかんがえる体制強化の粛清」よりも遥かに少ない処刑者数で権力基盤を確立…殺さずに取り込んでいたことだ。