対米欧、関係悪化は不可避 トルコ大統領の大使追放発言
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021102400235
 【イスタンブール時事】トルコのエルドアン大統領が23日、同国で拘束されて
いる実業家の即時釈放を求める共同声明を出した米国やフランス、ドイツなど
10カ国の大使の国外追放について、外相に「必要な指示を下した」と演説で発言した。
現在、トルコ外務省で対応を慎重に検討しているとみられるが、対米欧関係の悪化は
不可避の情勢だ。
 エルドアン氏は演説で、10カ国の大使に対する「ペルソナ・ノン・グラータ
(好ましからざる人物)」指定に言及し、「直ちに取り組むよう外相に伝えた」と
米欧側への警告を発した。トルコ外務省は24日時点で対応を明らかにしていない。

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世界的な資金需要の高まりで利上げが検討される中、トルコ中銀が満を持して
利下げを敢行。無事トルコリラがフリーフォールする光景が観測された。
加えてエルドアン大統領による10カ国もの大使の国外追放劇。トルコの明日はどっちだ。