【衆院選】自公が3分の2を下回る 9年ぶり、再可決が不可能に
毎日新聞 2021/11/1 18:38

衆院選の与党の獲得議席は1日、自民党259、公明党32の計291で確定し、自民の追加公認2人を加えても定数465の3分の2(310)に届かなかった。

参院で法案が否決された場合、自公だけで衆院再可決が不可能になる。
自公は、政権に復帰した2012年衆院選を含め、3回連続で確保してきた3分の2の議席を約9年ぶりに下回った。

憲法59条は、衆院で可決した法案を参院で否決や修正した場合、衆院が出席議員の3分の2以上の多数で再び可決し、成立させることができると規定。
参院が法案を受け取って60日以内に議決しない場合も衆院は否決とみなし、再議決できる。

仮に来年夏の参院選で与党が大敗し、過半数を割れば、衆参で多数派が異なる「ねじれ国会」となる。
https://mainichi.jp/articles/20211101/k00/00m/010/249000c

とは言え保守系野党である維新の41議席が別枠であるのだから、そちらの協力を取り付けられれば再可決は可能だよな