榴散弾は、曳火砲撃で敵の頭上で爆発させやすいと言っても
それはドイツ軍で言うところの歩兵砲のように直接照準を主とする運用でできること。
榴散弾は原則進行方向に散弾をばらまくから、戦線近くに直接照準のため布陣する
砲から撃ってれば、曳火のタイミング間違えて味方の直上で爆発してしまうフレンドリーファイアを起こしにくい。
曲射砲のような間接射撃の場合、第2次世界大戦では触発信管で榴弾を撃つのが主流。
例外はドイツ軍と、1944年12月以降あの特殊信管の使用許可が出たアメリカ軍。
じゃなきゃオープントップの装甲車両なんて曳火砲撃で死体だらけになっとるるわ。