あまり語られることがないが、インディペンデンス級はその特異な形状から接岸できる岸壁が限られている。
2014年のリムパックのため初めてインディペンデンスがパールハーバーに入港した際には、Y2岸壁にしか停泊できなかった。
岸壁作業の海軍契約作業員は、インディペンデンス級は岸壁からのサプライ供給設備、係留設備、バンパーなどが専用となり、
作業員はFISC(艦隊補給センター)による特別な手順をマスターしなければならない、と日本の取材陣に話した。
 東南アジアでのLCS拠点となるシンガポール・チャンギ海軍基地では配備当初もFISCが係留作業を行っていた。
今は、シンガポール海軍の管理のもと現地契約の企業が行っているようだ。
フリーダム級はこうした制限がなく、フリーダム級が佐世保やフィリピンやタイの港に接岸してる一方で、インディペンデンス級がシンガポールの港以外で補給を受けたという情報は筆者は持っていない。

軍事研究2019年6月号別冊大国の新型軍艦59ページから60ページ



やはりトリマランは接岸において制約がある危険性があるな