>>216
それは命令の解釈の問題でしょう。全機空母に差し向けろという命令なら違反といえるが
全力で攻撃せよだったら解釈には幅があるだろう。友永隊から攻撃隊を護衛したと見做して特に問題があるとは思えん
仮にシマード大佐が命令違反なら雷装待機機を爆装に転換させた南雲司令も命令違反では?
索敵して敵空母を発見できなければ基地攻撃に転用しても良いなんて指示は出ていないんだろ?
一方は命令違反で一方は前線司令官の判断だからOKというのは公平な物の見方とは思えぬ。両者は何が違うのか?

>もし零戦隊がそんなことをすれば、命令違反ですね。
それがシマード大佐の判断に何か影響があるのだろうか?
命令違反になるから攻撃機も爆撃機もスルーしてくれるはずなんて判断ができるわけがない
しかもシマード大佐は友永隊にどういう命令が出ているかは知り得ない。
飛び立った敵機は片っ端から打ち落とせという命令がでていたらどうするの?
また知り得たとして攻撃隊が見逃されるかは別問題。瑞鳳零戦隊は命令違反でも攻撃してきたわけだろう。
敵機が目前まで迫っているのに爆撃機や雷撃機から飛ばすというのは現実を無視した命令ではなかろうか
友永隊と攻撃隊が出会ったら攻撃される可能性は低くはない。迎撃に上がってきた戦闘機と誤認して攻撃してくるかもしれないだろう。

攻撃隊援護が任務の飛龍、蒼龍艦戦は艦攻に張り付いてないといけないかもしれないが
加賀艦戦9機の攻撃目標はイースタン島在地機だ。攻撃隊援護の任務は記載されていない。
これは目標が飛び立ってしまっても攻撃して良いだろう。

>命令違反を肯定すると軍の規律は保てなくなりますので。
シマード大佐は米軍では高評価されてるようですが、そうするとミッドウェー以降の米軍はそれ以前と比べて規律が著しく乱れたのでしょうか?
私はそもそも命令の範囲内の指揮だったと見做されているだけだと思いますが。