>>843の続き

このように、ハワイ奇襲後は北西に離脱し、
ミッドウェー島の哨戒圏外を迂回して、
その後はまっすぐ西へ向かい、小笠原諸島を通過して
本土へ帰投する予定でした。

ところが、12月17日に小笠原諸島付近に敵潜水艦が
待ち伏せしているという情報が入り、
南雲長官は帰投針路の変更を決断した。

すなわち、南西へ変針し、南鳥島付近を通って、
基地哨戒圏内を航行しながら、硫黄島の南方を通過して
本土へ向かう航路に変えたのです。