>>235
>韓国は打ち上げ出来たら宇宙強国とか考えてるみたいだけど、先進国はもうその何段階も先におるんだよな

以前にも言った事だけど、米ロ中欧日印で構成される「宇宙六大国」とそれより下位の「何とか自前のロケットで衛星を打ち上げました」
という7位以下のグループとでは、能力実績共に圧倒的な格差が存在するんですよな。

言い方を変えれば六大国が1軍とすれば、韓国を含む7位以下の国々は2軍に過ぎないし、ベースボールで言えば1軍がメジャーなら
2軍の国々はマイナーどころか3A程度の立場でしかありません。

日印を含む六大国は、自前のロケットによる衛星打ち上げは数千から最低でも百機以上の打ち上げを行い、継続的かつ安定的な
国産ロケットの打ち上げ能力を有し、なおかつ商業衛星の打ち上げ受注実績もアリ・・ という非常に高いハードルをクリアしています。

これらの条件を7位以下の二軍グループの国々がクリアするのは、予算や地勢や技術の面で至難の業であるし、韓国が頑張って
ヌリ号を2020年代の間に10基余り打ち上げてそこそこ経験や蓄積を得たとしても、先行する大国らは遥かに低コストで信頼性や
打ち上げ能力の高い新型ロケットが続々と実用化されるのだから、実質的な格差は埋まらないし、海外の商業衛星の打ち上げ受注の
見込みもまず無いでしょう。

それにダミー衛星の軌道投入に失敗したヌリ号初号機は当初の「半分の成功」を「99%の成功」とすり替え強弁する事で、どうにか
来年5月の2号機打ち上げに国民の望みを託しましたが、こちらも試験衛星の軌道投入に失敗したりすれば、もはやそんな姑息な
すり替えや詭弁が通じる余地はなく、宇宙開発そのものがナロ号の時と同様に国民世論の厳しい批判に晒されるでしょう。

そうなると今後の韓国の宇宙開発のスケジュールどころか、宇宙開発の意義自体がが厳しく問われかねませんが。